留学保険のメリット、デメリット
本当に必要なものかよく考えましょう
海外留学の準備をしていると、留学保険に入った方が良いという意見と、わざわざ高額な保険に入る必要はないという意見があります。
万が一に備えて保険に加入しておいた方が安心なのは間違いありませんが、確かに保険料は高額なので迷う部分があります。
留学保険のメリットとデメリットを考慮しながら最適な選択肢を検討しましょう。
留学保険について
慣れない海外生活では突然病気を発症することや怪我により病院で治療を受けなければいけない場合もあります。
海外で病院の治療を受けるとあまりにも高額な費用を請求されるので、治療を受けずに何とか治そうとして余計回復まで時間がかかってしまう場合もあります。
そこで必要になるのが留学保険で、留学生活中に治療を受けた際などに安心して治療を受けられるように保険金を支給してくれる仕組みになっています。
他にも留学中に誰かを怪我させてしまったとか、火事を引き起こしてしまい賠償責任が問われたという場合にも補償してもらえる特徴があります。
長期間に渡って補償されるので安心して勉強に専念できるようになっています。
メリットとデメリットをチェック
加入しておけば安心して暮らせるというメリットがある反面でデメリットになる部分もあるのでそれぞれの違いをよく見極めてください。
様々な補償が付いているだけでなく手厚いサポート体制が整っているので、困った時には適切なアドバイスを求めることができます。
例えば慣れない海外生活が理由なのか、突然体調不良になり周りに誰も頼る人がいなくて不安を感じるという時には速やかに連絡をすることで現地の病院を紹介してくれたりアドバイスをしてくれます。
24時間いつでも対応可能で日本語を話せるスタッフが対応してくれるので英語力に自信がない人でも安心できます。
それなら加入しておくのがベストだという考えもありますが、最もデメリットに感じられるのが保険料が高額な事です。
年間で10万円以上の保険料が必要になるため、決して安い保険ではないのです。
特に何も起らなければ出費を抑えられたはずなのに、安心のために高額なお金をかけてしまったと後悔することがないようにしっかり加入を検討しておく必要があります。
留学保険の必要性は人によって感じ方が様々で、費用の高さよりもしもの時にはもっと高い出費になることが予想されるので絶対に加入するべきと考えるのか、自分の場合はここまで充実した補償は必要ないと感じるのかは人それぞれです。
どちらの考え方も間違っているとは言えないのですが、例えば医療費だけがどうしても心配という場合には日本で健康保険に加入している方なら海外療養費の請求ができるので後日一定額が戻ってきます。