ロイヤル英文法を一日一ページ読む
ロイヤル英文法とは
「ロイヤル英文法」は流暢に英語を話したいと言う人にお勧めの本です。
しかし、かなり分厚いので、そのページの多さを見ただけで、意欲的な気持ちが引いてしまうと言う場合があります。
それでも、毎日1ページでしたら、30分で読めますから、日数はかかりますが、挑戦してみると言うのも良いことで、実際にそのように挑戦して目からうろこのような表現を沢山学んだと言う人もいるのです。
そこには、今まで知らなかったような生き生きとした表現、翻訳の参考になるような訳の例が数多く記されています。
英語を勉強してきた人にも、これから学び直したいと言う人にも、良い本です。
ロイヤル英文法を読むといいのはなぜか
「ロイヤル英文法」には、ネイティブが使う言い回しが多く書かれていますので、良い勉強になります。
以下は、その例です。
I need to have another think about this. 「これは考え直さなくては」と言う意味ですが、口語調ではthinkにanotherを付けて、このように言う事があります。
このように、感動したところをチェックして、読み進めていくと、読みやすいのです。
A friend in need is a friend indeed. まさかの時の友こそ真の友という意味のことわざになります。
人生の教訓にもなる覚えておきたいことわざです。
こういったことが名訳で書かれているところに「ロイヤル英文法」の素晴らしさがあるのではないでしょうか。
ロイヤル英文法を読むと分かるようになる事
「ロイヤル英文法」を読んでいくと、意外なことがわかるものです。
その一つに人称の語順に相手の気持ちが表れるということがあります。
You and I should immediately leave. 「あなたと私はただちに出るべきです。」と言う意味で、相手を尊重した語順です。
I and Bob caugtt for speeding .「私とボブは速度違反でつかまりました。」という意味で、悪いことを言う場合は自分を先に出しているところに潔さを感じます。
「私と夫は・・・」という意味で女王陛下ならではの使い方があり、身分の差からhusband(夫)よりI(私)が先に来ます。
英語は語順が自由になるところがあり、特に会話では許される部分が多いものですが、上の例文に示したように、語順には深い意味があるのです。
英語を勉強していく上で留意したい大切な事ではないでしょうか。
ロイヤル英文法を読むにはコツがある
ロイヤル英文法は、気持を伝えたい時に使える表現がふんだんにありますから、英語を話す上での良いお手本になります。
そして、わかりやすい英文も多く載っていますから、今まで出来なかった発見が沢山出来るのです。
とはいえ、長いものですから、読むにはコツがあります。
発見したことを日記等に書いてみたり、一気に読まず、毎日1ページずつ読んでいくことです。
それは、まるで高い山を登るような作業。
目標を決め、コツコツと歩んでいくのが、「ロイヤル英文法」を読む最大のコツでしょう。